カテゴリ: Office Scripts 更新日: 2026/01/01

Office Scriptsの基本!Excel自動化で使う関数とコードの書き方

エラー表示とログ確認の基本
エラー表示とログ確認の基本

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Office Scriptsを実行したら、急に赤い文字が出て止まってしまいました。これって失敗ですか?」

先生

「それはエラー表示ですね。Office Scriptsが『ここで困っています』と教えてくれている状態です。」

生徒

「ログとかメッセージも出るんですが、何を見ればいいのか分かりません…」

先生

「今日はエラー表示の意味と、ログの確認方法を、超基本から説明します。」

1. Office Scriptsとは?

1. Office Scriptsとは?
1. Office Scriptsとは?

Office Scriptsは、Excel Onlineで使える自動化スクリプトです。 Excelの「自動化」タブからスクリプトを実行でき、セルの値変更や計算、シート操作などを自動で行えます。 プログラミングが初めてでも、Excel操作を文字で指示するだけで使えるのが特徴です。

2. エラー表示は「失敗」ではない

2. エラー表示は「失敗」ではない
2. エラー表示は「失敗」ではない

Office Scriptsでエラーが表示されると、不安になる方がとても多いです。 ですが、エラー表示はExcelが止まった理由を説明してくれる案内板のようなものです。

車の警告ランプと同じで、「どこかおかしいですよ」と知らせてくれているだけです。 何も表示されずに動かないより、ずっと親切な仕組みだと考えてください。

3. エディタに表示されるエラーの基本

3. エディタに表示されるエラーの基本
3. エディタに表示されるエラーの基本

Office Scriptsのコードエディタでは、間違いがあると赤い線やメッセージが表示されます。 これは、文字の書き間違いや、存在しない操作をしようとしたときに出ます。

ノートに書いた文章を先生がチェックして、「ここ少し変だよ」と線を引くイメージです。


function main(workbook: ExcelScript.Workbook) {
  const sheet = workbook.getActiveWorksheet();
  sheet.getRange("A1").setValuee("エラー例");
}

上の例では、命令の名前が少し違うだけでエラーになります。 エディタはそれを見逃さず、すぐに教えてくれます。

4. 実行時エラーとは何か

4. 実行時エラーとは何か
4. 実行時エラーとは何か

コードが書けていても、実行したときに止まる場合があります。 これを実行時エラーと呼びます。

たとえば「存在しないセルを操作しようとした」「シートが見つからない」といった状況です。 机の引き出しを開けようとしたら、そもそも引き出しが無かった、という状態に近いです。


function main(workbook: ExcelScript.Workbook) {
  const sheet = workbook.getWorksheet("存在しないシート");
  sheet.getRange("A1").setValue("ここで止まる");
}

5. ログとは何かを知ろう

5. ログとは何かを知ろう
5. ログとは何かを知ろう

ログとは、スクリプトが動いた記録やメッセージのことです。 Office Scriptsでは、実行中の情報やエラー内容がログとして表示されます。

ログは「作業日報」のようなもので、「どこまで進んだか」「どこで止まったか」を教えてくれます。 何が起きたか分からないときは、まずログを見る習慣をつけましょう。

6. console.logで動きを確認する

6. console.logで動きを確認する
6. console.logで動きを確認する

Office Scriptsでは、console.logという命令を使ってログを出せます。 これは「ここまで来ました」と途中経過を表示するためのものです。

道に置く目印のような役割で、どこで止まったかを確認できます。


function main(workbook: ExcelScript.Workbook) {
  console.log("処理開始");
  const sheet = workbook.getActiveWorksheet();
  console.log("シート取得完了");
  sheet.getRange("A1").setValue("ログ確認");
  console.log("処理終了");
}

7. エラー文は全部読まなくていい

7. エラー文は全部読まなくていい
7. エラー文は全部読まなくていい

エラーメッセージは英語や長い文章で表示されることがあります。 すべてを理解しようとしなくても大丈夫です。

初心者のうちは、「どの行で止まったか」「シートやセルの名前は合っているか」だけ見れば十分です。 数字で表示される行番号は、エラーの場所を示す地図だと考えてください。

8. エラーに慣れることが上達への近道

8. エラーに慣れることが上達への近道
8. エラーに慣れることが上達への近道

Office Scriptsに限らず、プログラムにエラーはつきものです。 エラーが出るたびに「失敗した」と思う必要はありません。

エラーは「次に何を直せばいいか」を教えてくれる先生のような存在です。 ログとエラー表示を落ち着いて見ることで、少しずつ理解できるようになります。

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