カテゴリ: Office Scripts 更新日: 2026/01/08

Office Scriptsの基本!Excel自動化で使う関数とコードの書き方

配列・オブジェクト操作の基礎
配列・オブジェクト操作の基礎

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Office Scriptsのサンプルを見ると、配列とかオブジェクトって出てきて混乱します…」

先生

「Excelの表や行をまとめて扱うときに、とても大切な考え方なんですよ。」

生徒

「配列とオブジェクトって、何が違うんですか?」

先生

「身近な例で考えながら、Office Scriptsでの使い方を見ていきましょう。」

1. Office Scriptsとは?

1. Office Scriptsとは?
1. Office Scriptsとは?

Office Scriptsは、Excel Onlineで使えるExcel自動化の仕組みです。 手作業で行っているコピー、集計、入力作業を、TypeScriptというプログラミング言語でまとめて実行できます。

Excelのセルや行、表をまとめて扱う場面では、 配列やオブジェクトという考え方が自然に登場します。

2. 配列とは何かをやさしく理解する

2. 配列とは何かをやさしく理解する
2. 配列とは何かをやさしく理解する

配列とは、「同じ種類のものを順番に並べた箱」です。 Excelで言うと、1行分のデータや、1列分の数値をまとめたイメージです。

例えば、今日の売上金額を横に並べた行は、プログラムでは配列として扱えます。 番号順にデータが入っているのが特徴です。

3. 配列の基本的な書き方

3. 配列の基本的な書き方
3. 配列の基本的な書き方

Office Scriptsでは、配列を使って複数の値をまとめて扱えます。 数字や文字を並べるだけで簡単に作れます。


function main(workbook: ExcelScript.Workbook) {
  const numbers: number[] = [10, 20, 30];
  const sheet = workbook.getActiveWorksheet();
  sheet.getRange("A1").setValue(numbers[0]);
}

numbers[0]は、配列の一番最初の値を意味します。 Excelのセル番号のように、順番でデータを取り出せます。

4. 配列はExcelの行・列操作と相性が良い

4. 配列はExcelの行・列操作と相性が良い
4. 配列はExcelの行・列操作と相性が良い

Excelでは、行や列に同じ種類のデータが並びます。 そのため、配列はExcel自動化ととても相性が良い仕組みです。

セルを1つずつ操作するよりも、配列でまとめて考えることで、 コードが短くなり、読みやすくなります。

5. オブジェクトとは何かをイメージで理解する

5. オブジェクトとは何かをイメージで理解する
5. オブジェクトとは何かをイメージで理解する

オブジェクトは、「名前付きの箱が集まったもの」です。 Excelで言うと、1行の中に「名前」「数量」「金額」といった項目がある状態です。

配列が番号で管理するのに対して、 オブジェクトは「項目名」でデータを管理します。

6. オブジェクトの基本的な書き方

6. オブジェクトの基本的な書き方
6. オブジェクトの基本的な書き方

Office Scriptsでは、オブジェクトを使うことで、 データの意味がとても分かりやすくなります。


function main(workbook: ExcelScript.Workbook) {
  const item = {
    name: "りんご",
    price: 120
  };
  const sheet = workbook.getActiveWorksheet();
  sheet.getRange("B1").setValue(item.name);
}

item.nameのように、 名前を指定して値を取り出せるのがオブジェクトの特徴です。

7. 配列とオブジェクトを組み合わせる

7. 配列とオブジェクトを組み合わせる
7. 配列とオブジェクトを組み合わせる

実際のExcel自動化では、 「オブジェクトの配列」を使う場面が多くなります。 これは、表データそのものを表現する形です。


function main(workbook: ExcelScript.Workbook) {
  const items = [
    { name: "りんご", price: 120 },
    { name: "みかん", price: 80 }
  ];
  const sheet = workbook.getActiveWorksheet();
  sheet.getRange("C1").setValue(items[1].name);
}

行ごとのデータを1つのオブジェクトとして扱えるため、 Excelの表構造ととても近い考え方になります。

8. 初心者が配列・オブジェクトを学ぶ意味

8. 初心者が配列・オブジェクトを学ぶ意味
8. 初心者が配列・オブジェクトを学ぶ意味

配列とオブジェクトは、最初は難しく感じますが、 Excelの「行」「列」「項目」をプログラムで表現するための基本です。

Office ScriptsでのExcel自動化では、 この2つを理解することで、複雑な処理も整理して書けるようになります。 焦らず、Excelの画面を思い浮かべながら覚えるのがコツです。

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