カテゴリ: Office Scripts 更新日: 2026/03/24

Office ScriptsでExcelデータをJSONにエクスポート!初心者向けExcel自動化入門

Excelデータ→JSONへのエクスポート
Excelデータ→JSONへのエクスポート

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Office ScriptsでExcelの表データをJSONにエクスポートしたいです。そもそもJSONって何ですか?」

先生

「JSONはデータを保存したり送ったりするときに使う形式です。ExcelのデータをJSONに変換すれば、Webアプリやシステム連携に活用できます。」

生徒

「プログラミング未経験でもできますか?」

先生

「もちろんです。Office Scriptsを使えば、Excel Online上で簡単なコードを書くだけでExcelデータをJSONへ変換できますよ。」

1. Office Scriptsとは?

1. Office Scriptsとは?
1. Office Scriptsとは?

Office Scriptsとは、Excel Onlineで使えるExcel自動化ツールです。ブラウザ上でExcelを開き、自動化タブからスクリプトを作成できます。難しそうに見えますが、やっていることは普段のExcel操作を文字で指示しているだけです。

例えば、セルに文字を入れる、表を読み取る、データを取得する、といった作業をコードで書きます。これによりExcel作業の自動化やデータ処理の効率化が可能になります。Excel自動化は業務効率化やデータ活用にとても重要です。

2. JSONとは?初心者向けやさしい解説

2. JSONとは?初心者向けやさしい解説
2. JSONとは?初心者向けやさしい解説

JSONとはデータ保存形式の一つです。読み方はジェイソンです。難しく考えなくて大丈夫です。

例えば、名前と年齢を紙に書くとします。

名前田中
年齢二十歳

これをコンピュータが理解しやすい形にしたものがJSONです。データを鍵と値のセットで表します。鍵は項目名、値はその中身です。

ExcelデータをJSONに変換することで、Webアプリ開発やAPI連携、データベース登録などに活用できます。最近のシステム開発ではJSON形式が非常によく使われています。

3. Excelデータを取得してみよう

3. Excelデータを取得してみよう
3. Excelデータを取得してみよう

まずはExcelのセルデータを取得する基本コードを書いてみます。Excelデータ取得はJSON変換の第一歩です。


function main(workbook: ExcelScript.Workbook) {
  const sheet = workbook.getActiveWorksheet();
  const range = sheet.getRange("A1:B3");
  const values = range.getValues();
  console.log(values);
}

このコードはA1からB3までのセルをまとめて取得します。getValuesという命令でExcelの表データを配列という形で受け取ります。


[
  ["名前", "年齢"],
  ["田中", 20],
  ["佐藤", 25]
]

このように二次元のデータ構造になります。これがExcelデータの基本形です。

4. Excelの表をJSON形式に変換する

4. Excelの表をJSON形式に変換する
4. Excelの表をJSON形式に変換する

次は取得したExcelデータをJSON形式へ変換します。最初の行を見出しとして扱います。


function main(workbook: ExcelScript.Workbook) {
  const sheet = workbook.getActiveWorksheet();
  const range = sheet.getRange("A1:B3");
  const values = range.getValues();

  const headers = values[0];
  const jsonArray = [];

  for (let i = 1; i < values.length; i++) {
    let obj: any = {};
    for (let j = 0; j < headers.length; j++) {
      obj[headers[j] as string] = values[i][j];
    }
    jsonArray.push(obj);
  }

  console.log(JSON.stringify(jsonArray));
}

ここでJSON.stringifyという命令を使っています。これはJavaScriptやTypeScriptでJSON形式に変換するための関数です。


[
  {"名前":"田中","年齢":20},
  {"名前":"佐藤","年齢":25}
]

これでExcelデータをJSONへエクスポートする処理が完成です。

5. テーブルを使ったJSONエクスポート方法

5. テーブルを使ったJSONエクスポート方法
5. テーブルを使ったJSONエクスポート方法

Excelでテーブル機能を使っている場合は、テーブルから直接データを取得できます。テーブルとは、Excelのデータ管理機能です。


function main(workbook: ExcelScript.Workbook) {
  const table = workbook.getTable("Table1");
  const rows = table.getRange().getValues();
  console.log(JSON.stringify(rows));
}

テーブル名を指定することで、より実務向けのExcel自動化が可能になります。業務データのJSON変換やデータ出力処理に便利です。

6. JSON文字列をセルに出力して保存する

6. JSON文字列をセルに出力して保存する
6. JSON文字列をセルに出力して保存する

JSONに変換したデータを別のセルに書き出すこともできます。これによりExcel内でJSONを確認できます。


function main(workbook: ExcelScript.Workbook) {
  const sheet = workbook.getActiveWorksheet();
  const range = sheet.getRange("A1:B3");
  const values = range.getValues();

  const jsonText = JSON.stringify(values);
  sheet.getRange("D1").setValue(jsonText);
}

setValueはセルに値を書き込む命令です。Excel操作をコードで行う基本命令の一つです。

7. Office ScriptsでExcel自動化するメリット

7. Office ScriptsでExcel自動化するメリット
7. Office ScriptsでExcel自動化するメリット

Office ScriptsでExcelデータをJSONに変換するメリットはとても大きいです。毎回手作業でコピーする必要がなくなります。大量データ処理も一瞬で完了します。

Excel自動化は業務効率化、データ活用、API連携、Webアプリ連携など幅広い分野で活躍します。特にクラウド版Excelを使う企業では、Office ScriptsとJSON変換は重要なスキルになります。

プログラミング初心者でも、Excel操作をそのままコードに置き換えるだけなので安心です。難しい専門知識がなくても、少しずつ慣れていけば必ず理解できます。

まとめ

まとめ
まとめ

今回はOffice Scriptsを使ってExcelデータをJSONにエクスポートする方法を学びました。Office ScriptsはExcel Online上で動作する自動化ツールであり、ブラウザだけでExcel自動化が実現できる便利な機能です。Excelデータ取得、JSON変換、JSON文字列出力までの一連の流れを理解することで、ExcelとWebアプリ連携、API連携、業務システム連携など幅広い活用が可能になります。

まずExcelのセル範囲をgetRangeで取得し、getValuesで二次元配列としてデータを取得しました。この二次元配列はExcelの表データ構造そのものであり、行と列の概念を理解することがExcel自動化の基礎になります。そして最初の行を見出しとして扱い、ループ処理を使ってJSON形式へ変換しました。JSON形式は鍵と値の組み合わせで構成されており、データ交換形式として非常に広く使われています。

JSON.stringifyを使うことで、配列やオブジェクトをJSON文字列に変換できることも確認しました。さらに、変換したJSONをsetValueでセルへ出力する方法も学習しました。これによりExcel内でJSONデータを確認したり、外部システムへ送信する準備が整います。Excelテーブルを利用すれば、より実務向けのデータ管理とJSONエクスポートが可能になり、業務効率化やデータ活用の幅が広がります。

Office ScriptsとJSON変換を組み合わせることで、Excel作業の自動化、データ整形、データ出力、データ共有が簡単になります。Excel自動化はこれからの業務に欠かせないスキルです。初心者でも一つ一つのコードの意味を理解すれば、確実に応用できるようになります。繰り返し実践しながら、Excelデータ処理とJSONエクスポートの理解を深めていきましょう。

サンプルプログラムで復習しよう

最後に、Excelデータを取得してJSONに変換し、セルへ出力する流れをまとめたサンプルコードをもう一度確認します。Office Scriptsの基本構文、Workbook取得、Worksheet取得、Range取得、JSON変換の流れを復習しましょう。


function main(workbook: ExcelScript.Workbook) {

  const sheet = workbook.getActiveWorksheet();
  const range = sheet.getRange("A1:B3");
  const values = range.getValues();

  const headers = values[0];
  const jsonArray = [];

  for (let i = 1; i < values.length; i++) {
    let obj: any = {};
    for (let j = 0; j < headers.length; j++) {
      obj[headers[j] as string] = values[i][j];
    }
    jsonArray.push(obj);
  }

  const jsonText = JSON.stringify(jsonArray);

  sheet.getRange("D1").setValue(jsonText);
  console.log(jsonText);
}

このコードを理解できれば、ExcelデータのJSON変換処理はしっかり身についています。Excel自動化、データ処理、JSON出力の基本を押さえたことで、より高度なデータ活用にも挑戦できるでしょう。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

「Office ScriptsでExcelデータをJSONにエクスポートする流れが理解できました。まずセル範囲を取得して、二次元配列としてデータを受け取り、それをJSON形式に変換するのですね。」

先生

「その通りです。Excelデータ取得とJSON変換はセットで考えると分かりやすいです。見出し行を鍵として扱うことで、実務で使えるJSONデータになります。」

生徒

「JSON.stringifyを使う理由も分かりました。配列やオブジェクトをJSON文字列に変換するために必要なのですね。Excel自動化とデータ出力がつながってきました。」

先生

「素晴らしい理解です。Office ScriptsはExcel Onlineで動作するため、クラウド環境での業務効率化にとても役立ちます。Excelテーブルを使えばさらに実務向けの処理が可能になります。」

生徒

「Excel自動化、JSONエクスポート、データ活用が一連の流れで理解できました。これからはWebアプリ連携やデータ共有にも挑戦してみたいです。」

先生

「ぜひ挑戦してください。ExcelとJSONを自在に扱えるようになれば、データ処理の幅が大きく広がります。繰り返し練習して、Office Scriptsを自分の武器にしていきましょう。」

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