カテゴリ: Excel VBA 更新日: 2025/12/09

ExcelマクロとVBAの違いとは?初心者でもわかる自動化の基本と仕組みを徹底解説

ExcelマクロとVBAの違いとは?初心者が知っておくべき自動化の仕組みを解説
ExcelマクロとVBAの違いとは?初心者が知っておくべき自動化の仕組みを解説

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Excelの自動化に興味があるんですけど、マクロとVBAって同じものなんですか?」

先生

「名前が似ているから混乱しやすいけれど、じつは違う役割なんですよ。」

生徒

「やっぱり別物なんですね。どう違うんですか?」

先生

「それをこれから順番に説明していきます。Excelを使った自動化を学びたい人にとって、とっても大事なポイントですよ。」

1. Excelマクロとは?初心者がまず知るべき自動化の入口

1. Excelマクロとは?初心者がまず知るべき自動化の入口
1. Excelマクロとは?初心者がまず知るべき自動化の入口

Excelマクロとは、Excelで行った操作を記録し、その記録された動きをボタンひとつで再実行できる仕組みです。例えば、毎日同じセルに同じ形式でデータを貼り付けたり、定型の計算を繰り返したりする作業を、自動で再現できるのがExcelマクロの特徴です。

マクロは、普段あなたがマウスやキーボードで行っている「動作を録画する」ようなイメージの機能です。記録した操作は、Excelが自動で文章(プログラム)に変換してくれます。プログラミングを経験したことがない人でも扱いやすいのが魅力です。

2. VBAとは?Excelをより自由に操るプログラミング言語

2. VBAとは?Excelをより自由に操るプログラミング言語
2. VBAとは?Excelをより自由に操るプログラミング言語

VBA(Visual Basic for Applications)とは、Excelをプログラムで動かすための「言語」です。言語といっても、日常の文章に近い書き方が多いので、初心者でも慣れれば読みやすく覚えやすい特徴があります。

たとえば、「A1のセルにある数値が10以上ならメッセージを表示してね」というようなExcelでは通常できない細かな指示も、VBAなら自由に書けます。これは「命令書」を書いて、Excelに「こう動いてね」と指示するイメージです。

3. ExcelマクロとVBAの違いをやさしく解説

3. ExcelマクロとVBAの違いをやさしく解説
3. ExcelマクロとVBAの違いをやさしく解説

ExcelマクロとVBAは似ていますが、決定的な違いがあります。

  • マクロは「記録された操作」(自動操作の録画)
  • VBAは「自分で書く命令」(より自由に指示できる)

マクロで操作を記録すると、その裏側では自動的にVBAのコードが作られます。つまり、マクロはVBAの「入り口」であり、VBAは「本格的な自動化」をするための言語なのです。

マクロは簡単ですが、複雑な処理を記録だけで作るのは難しくなります。そこでVBAを使えば、もっと細かく、高度な自動化ができるようになります。

4. Excel VBAが誕生した歴史と役割

4. Excel VBAが誕生した歴史と役割
4. Excel VBAが誕生した歴史と役割

VBAは1990年代に誕生し、ExcelだけでなくWordやPowerPointなど、Microsoft Office全体を自動化できるプログラミング言語として広まっていきました。Excel作業の自動化が求められ始めた時代に、ユーザーが自分で処理を作れるようにするために開発された背景があります。

今でも、業務効率化やデータ処理の現場では欠かせない技術として使われ続けています。初心者にとって学びやすく、しかも実務に直結する力を身につけられるのが人気の理由です。

5. 実際のVBAコードを見てみよう:簡単な例で理解する

5. 実際のVBAコードを見てみよう:簡単な例で理解する
5. 実際のVBAコードを見てみよう:簡単な例で理解する

ここで、VBAがどんな書き方をするのか、もっと具体的にイメージできるように簡単なコードを紹介します。次のサンプルは、年齢が20以上ならメッセージを表示するVBAのプログラムです。


Dim age As Integer
age = 20
If age >= 20 Then
    MsgBox "あなたは成人です。"
End If

これは「If文(条件分岐)」と呼ばれる書き方で、「ある条件が満たされたときだけ実行する」ための仕組みです。プログラミングではとてもよく使われる考え方です。

6. Excelマクロ記録とVBA編集の組み合わせで効率アップ

6. Excelマクロ記録とVBA編集の組み合わせで効率アップ
6. Excelマクロ記録とVBA編集の組み合わせで効率アップ

初心者におすすめなのが、「マクロで記録 → VBAで編集」という使い方です。まずマクロで操作を記録し、自動生成されたVBAコードを確認しながら少しずつ編集していくと、自然とVBAの基本が身につきます。

これにより、操作を覚えながらプログラミングの感覚も体験できるため、難しいと感じやすい人でもスムーズに学習できます。

7. 自動化すると何が便利?ExcelマクロとVBAの活用場面

7. 自動化すると何が便利?ExcelマクロとVBAの活用場面
7. 自動化すると何が便利?ExcelマクロとVBAの活用場面

Excelの自動化にはさまざまなメリットがあります。具体的には次のような場面で活用されます。

  • 毎日繰り返すコピー&ペーストの作業を自動化
  • 毎月つくる定型報告書の作成を自動化
  • 大量データの整理・加工を高速化
  • 決まった条件でデータを抽出する仕組みを作成

特に業務の効率化に直結し、作業時間の削減にもつながるため、企業でも重宝されるスキルです。

8. マクロとVBAを理解する前に知っておきたい基礎用語

8. マクロとVBAを理解する前に知っておきたい基礎用語
8. マクロとVBAを理解する前に知っておきたい基礎用語

初心者がつまずきやすい「よく出てくる言葉」をここで先に整理しておきます。

  • プロシージャ:VBAで書かれた一連の処理のまとまり
  • モジュール:プロシージャを保存するファイルのようなもの
  • VBE(Visual Basic Editor):VBAを書くための専用画面
  • 変数:データを一時的に保存する箱

こうした基礎用語を理解しておくことで、VBAの全体像がつかみやすくなります。

9. マクロとVBAは初心者の学習に最適!誰でも始められる理由

9. マクロとVBAは初心者の学習に最適!誰でも始められる理由
9. マクロとVBAは初心者の学習に最適!誰でも始められる理由

ExcelマクロとVBAは、プログラミング未経験でもすぐに始められる、とても珍しい学習ジャンルです。きっかけは「ちょっと自動化したい」程度でもまったく問題ありません。

最初はマクロの記録機能を使い、慣れてきたらVBAコードを読んで簡単な編集をしてみる。この繰り返しで、気づいたら実務に役立つ自動化スキルが自然と身についていきます。

まとめ

まとめ
まとめ

ExcelマクロとVBAのそれぞれの役割や特徴を振り返ると、両者は非常に密接につながりながらも、異なる用途と役割を持っていることが理解できます。まず、Excelマクロは日々の業務で繰り返される作業を「記録」して、自動で再現してくれる便利な入口であり、初心者にとって扱いやすい操作ログのようなものです。対してVBAは、より細かく柔軟な指示をExcelに与えるための言語であり、複雑なデータ処理や条件分岐、繰り返し処理などを含む高度な自動化が可能になります。これにより、マクロ記録で得られたコードを基に、自分の業務に合わせた効率的な処理へと発展させることができます。 また、ExcelマクロとVBAは組み合わせて使うことで強力な自動化環境を構築でき、初心者でも実務で効果を感じながら学習を進められる点が大きな魅力です。記録したマクロをVBAエディタで開き、少しずつ自分なりの処理を追加することで、自動化の幅が広がっていきます。こうした積み重ねが、データ整理の高速化や報告書作成の効率化など、日常の業務改善に直結していきます。 さらに、プロシージャやモジュール、変数といった基礎用語を理解することで、VBAによる自動化の世界がより身近になり、Excelの操作が「道具としての使用」から「自在に操る段階」へと進化します。実際のVBAコードを見ながら条件分岐やメッセージ表示の仕組みを学ぶことで、Excelの画面では見えない裏側の動きを理解できるようになります。 下記には、振り返りとして簡単なVBAコード例を掲載します。これまで学んできたことを再確認しながら、どのように自動化へ活用できるか想像しやすいように構成しています。

サンプルプログラム:条件に応じてメッセージを表示するVBA処理


Dim score As Integer
score = 75
If score >= 70 Then
    MsgBox "合格です。次の課題に進みましょう。"
Else
    MsgBox "不合格です。復習して再挑戦してください。"
End If

このようなVBAの基本文法を理解していくことで、「条件に応じた処理の自動化」「入力データに応じた動的な表示」「繰り返し作業の効率化」など、多くの場面で応用ができます。Excelマクロで記録した内容に自分のロジックを追加していくことで、日常業務での活用範囲はさらに広がります。 また、ExcelマクロとVBAの知識を深めることで、データ分析や定型業務の高速化をはじめ、業務フロー全体の見直しにもつながる効果を発揮します。これらの技術は初心者でも段階的に習得しやすく、習った内容をすぐに実務へ活かしやすい点が特徴です。 Excelの自動化は、一度学び始めると積み重ねが目に見えやすく、成果が実感できる分野です。マクロを記録し、VBAで編集し、自分だけの自動化ツールを作ることで、作業の正確性や速度が大きく向上します。日々のルーティン作業を効率化するためにも、今回学んだポイントをぜひ実務へ活かしてみてください。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

「今日学んだことで、マクロとVBAがぜんぜん違う役割を持っていることがよくわかりました。記録できるだけじゃなくて、自分で命令を書けるのがすごく便利ですね。」

先生

「そうですね。記録するだけのマクロから入って、その裏側で動いているVBAを少しずつ読み解くことで、より高度な自動化へ進むことができますよ。」

生徒

「マクロで作られたコードを見ながら少し編集する練習をすると、VBAの理解も進みそうです。今回のサンプルコードもわかりやすかったです。」

先生

「条件分岐はとてもよく使うので、まずは今日の内容を繰り返し練習してみてください。そうすることでExcelの自動化がもっと身近になりますよ。」

生徒

「はい、ありがとうございます!これから少しずつ自動化に挑戦してみます。」

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