カテゴリ: Excel VBA 更新日: 2025/12/09

Excel VBA学習の最短ルート!初心者が3日で基本を身につける学習ステップ

Excel VBA学習の最短ルート!初心者が3日で基本を身につける学習ステップ
Excel VBA学習の最短ルート!初心者が3日で基本を身につける学習ステップ

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Excelをもっと便利にしたいんですが、Excel VBAって何から勉強すればいいんですか?」

先生

「Excel VBAは、Excelを自動化して仕事を効率化できるプログラミングです。最短ルートで覚えたいなら、基礎から順番に学ぶことが大切ですよ。」

生徒

「パソコンもあまり得意じゃなくて…。そんな私でもできますか?」

先生

「もちろんできますよ。今日は、初心者でも3日で基本が身につく学習ステップとして、Excel VBAの歴史から環境設定、基本文法まで順番に解説していきます。」

1. Excel VBAの基本と歴史

1. Excel VBAの基本と歴史
1. Excel VBAの基本と歴史

Excel VBA(えくせるぶいびーえー)は、Excelに標準で搭載されているプログラミング言語です。正式名称は「Visual Basic for Applications」で、マイクロソフトが開発したVisual Basicという言語をExcel用に組み込んだものです。Excelの操作を自動化したり、複雑な計算を一瞬で実行したり、繰り返し作業を省略したりするために使われています。

VBAは1990年代から存在しており、Excelのバージョンアップとともに改良されてきました。多くの企業や自治体で長年使われているため、今でも高い需要があります。特に事務作業やデータ処理を行う場面では欠かせない存在であり、初心者でも学びやすいプログラミング言語として人気があります。

また、Excel VBAはインターネットがなくても動作し、パソコン1台あればすぐに練習できます。難しい専門知識も必要なく、まずはExcelの画面上から「マクロ」を動かすところから学べるのが魅力です。

2. Excel VBA 開発環境構築(VBE設定・参照設定)

2. Excel VBA 開発環境構築(VBE設定・参照設定)
2. Excel VBA 開発環境構築(VBE設定・参照設定)

Excel VBAを使うためには、まず「VBE(Visual Basic Editor)」と呼ばれる開発画面を開く必要があります。VBEはVBAを書くための専用画面で、Excelの裏側の作業場のような役割を持っています。

初心者でも迷わないように、環境設定の手順を順番に説明します。

① 開発タブの表示

Excelを開いたら、開発タブを表示します。Excelの「ファイル」→「オプション」→「リボンのユーザー設定」→「開発」にチェックを入れるだけです。

② VBEの起動

開発タブにある「Visual Basic」ボタンを押すとVBEが開きます。キーボードの Alt + F11 でも起動できます。

③ 参照設定とは?

参照設定(さんしょうせってい)とは、VBAから他の機能を使えるようにするための設定です。例えばファイル操作や他のOfficeアプリと連携したい場合に使いますが、初心者は最初の段階では触らなくても問題ありません。

3. Excel VBAのプロジェクト構成とモジュール管理

3. Excel VBAのプロジェクト構成とモジュール管理
3. Excel VBAのプロジェクト構成とモジュール管理

VBEの画面では、「プロジェクトエクスプローラー」という場所にExcelブックの構成が表示されます。ここには、シートやThisWorkbook、そしてVBAを書くための「モジュール」が並んでいます。

プログラムを書く場所として基本となるのが標準モジュールです。標準モジュールは自分で追加する必要があり、VBEのメニューから「挿入」→「標準モジュール」を選びます。

モジュールとは、VBAのコードを入れておく「箱」のようなものです。複数の処理を書いて整理したいときにはモジュールを分けて管理すると便利です。例えば「シート操作用」「ファイル操作用」「ユーザーフォーム用」のように用途で分けると理解しやすくなります。

4. Excel VBAの基本文法(変数・条件分岐・ループ)

4. Excel VBAの基本文法(変数・条件分岐・ループ)
4. Excel VBAの基本文法(変数・条件分岐・ループ)

Excel VBAを使うために覚えたい基本文法は「変数」「条件分岐」「ループ」です。これはプログラミングの基礎となる考え方で、Excel VBAでも非常に重要です。

● 変数とは?

変数(へんすう)とは、値を一時的に入れておく「箱」のようなものです。例えば年齢を表す値を入れたいときには、変数 age を使います。


Dim age As Integer
age = 20
If age >= 20 Then
    MsgBox "あなたは成人です。"
End If

● 条件分岐(If文)

If文とは、「もし○○だったら△△する」という処理を行う仕組みです。日常の判断と同じように、プログラムでも条件に応じて処理を変えることができます。

● ループとは?

ループとは同じ処理を繰り返すしくみです。たとえば、1から10まで数字を順番に表示したいときなどに使います。Excelの大量データを処理する際には欠かせない機能です。

5. Excel VBAのプロシージャと関数設計

5. Excel VBAのプロシージャと関数設計
5. Excel VBAのプロシージャと関数設計

プロシージャとは、一定の処理をまとめて実行するためのまとまりです。マクロとして実行されるのは、このプロシージャです。プロシージャを使うことで複雑な処理も整理しながら書くことができます。

関数は、何かを計算して結果を返す仕組みです。Excelの関数と似ていますが、VBAでは自分で関数を作ることができます。

初心者のうちは、まず「Subプロシージャ」という基本的な形を書けるようになるだけで十分です。

6. Excel VBAのイベント処理(Workbook/Worksheet/Control)

6. Excel VBAのイベント処理(Workbook/Worksheet/Control)
6. Excel VBAのイベント処理(Workbook/Worksheet/Control)

イベント処理とは、Excelで何かが起こったときに自動で実行されるしくみです。例えば「シートが開いたとき」「セルを変更したとき」「ボタンを押したとき」などがイベントです。

特に便利なのが、シート変更イベントです。Excel作業中に自動でチェックをしたり、特定のセルが変更されたらメッセージを出したりできます。

7. Excel VBAのシート操作(セル取得・範囲操作)

7. Excel VBAのシート操作(セル取得・範囲操作)
7. Excel VBAのシート操作(セル取得・範囲操作)

Excel VBAの基本中の基本が「セル操作」です。Excelのセルを読み書きできるようになると、ほとんどの業務を自動化できます。

例えば、セルA1の値を取得するには次のように書きます。


Dim value As String
value = Range("A1").Value

また、値を書き込むときも同じように簡単に操作できます。範囲をまとめて扱うこともできるため、数百行のデータ処理も一瞬です。

8. Excel VBAでのファイル操作(CSV/テキスト/フォルダ操作)

8. Excel VBAでのファイル操作(CSV/テキスト/フォルダ操作)
8. Excel VBAでのファイル操作(CSV/テキスト/フォルダ操作)

Excel VBAでは、CSVファイルやテキストファイルの読み書きも可能です。これはExcelの外にあるデータを取り扱うための非常に重要な機能です。

例えば、売上データのCSVファイルを読み込んだり、ログとしてテキストに書き込んだりすることができます。また、フォルダの中のファイルを一覧表示したり、Excelからファイルを自動的に開く処理もできます。

実務ではCSVファイルの処理が特に多いため、VBAのファイル操作を覚えておくと作業時間を大幅に短縮できます。

9. Excel VBAのユーザーフォーム(UI設計・部品操作)

9. Excel VBAのユーザーフォーム(UI設計・部品操作)
9. Excel VBAのユーザーフォーム(UI設計・部品操作)

ユーザーフォームとは、Excelの中に表示できる小さなアプリ画面のようなものです。ボタンやテキストボックスを配置し、ユーザーが入力しやすい画面を作ることができます。

ユーザーフォームを使うと、Excelがまるで小さな業務システムのように動き始めます。初心者でもドラッグ&ドロップで部品を配置できるため、プログラミング経験がなくても直感的に扱えるのが魅力です。

まとめ

まとめ
まとめ

Excel VBAの学習は、初心者にとって最初は難しく感じられることがありますが、基本となる変数の仕組み、条件分岐の考え方、繰り返し処理の流れを理解することで、一つひとつの動きがつながり、Excel作業の自動化が自然に見えるようになります。とくに今回の学習ステップでは、Excel VBAの歴史から開発環境の整え方、プロジェクト構成の理解、基本文法の習得、イベント処理やファイル操作、ユーザーフォームの設計まで幅広い内容を扱い、少しずつ段階的に理解を深めていく流れが非常に重要な意味を持っています。Excelが備えている豊富な機能を組み合わせて操作するためには、VBAの基礎となる構文を正しく理解することが欠かせません。 また、実際に手を動かしてコードを書くことによって、自分が設定した条件に応じた動作や、ユーザーフォームの画面操作がどのように反映されるのかを目で確認できます。習ったことを積み重ねることで、日々の事務作業やデータ整理が高速化し、繰り返し作業への負担が減るだけでなく、作業の正確性も向上します。Excel VBAは、事務職や営業職、データ分析など幅広い職種で活用できるため、今回の学習内容を理解しておくことで業務効率が大きく変わります。 とくに、モジュールを分けて管理する方法は、コードの見通しを良くし、あとから修正や追加を行いやすくするために非常に役立ちます。また、イベント処理では、ユーザーの操作に応じて自動で動くしくみを作ることができるため、より柔軟で賢いExcelブックを作成できます。さらに、CSVやテキストファイルの読み書きができるようになると、Excelの外にあるデータも自在に扱えるようになり、業務の幅が広がります。 以下は、今回の内容を振り返るために、一つの処理をまとめた簡単なVBAサンプルプログラムです。条件分岐・セル操作・メッセージ表示を組み合わせた例として、基本を押さえながら応用へつなげられる内容になっています。

サンプルプログラム:セルの値を自動判定する基本的なVBA処理


Dim target As Integer
target = Range("A1").Value
If target >= 50 Then
    MsgBox "しきい値をこえています。処理を続行します。"
Else
    MsgBox "値がたりません。再入力してください。"
End If

このサンプルは、Excel VBAの基礎である「セル操作」と「条件分岐」を組み合わせた構成です。学んだ文法を実際の作業に落とし込むことで、どのように自動化が進むのか体感しながら理解できます。今回の学習を通して、VBAがExcel操作の裏側でどのように働き、日常の作業にどう役立つのかがより明確になったはずです。実務に応用する際には、こうした基本形をもとに、自分の必要な処理に合わせて書き換えることで、効率化の幅がどんどん広がります。 初心者が3日で基本を身につけるためには、ひとつずつステップを踏みながら、実際にVBEを開いてコードを打ち込み、動作を確認し、結果を見て振り返るという流れが不可欠です。自分の作ったプログラムが思ったとおりに動く体験は、学習意欲を大きく高め、さらなる発展へとつながります。今回のまとめを参考に、毎日の学習に少しずつ組み込んでいくことで、Excel VBAの理解は確実に深まっていくでしょう。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

「今日の学習で、変数の使い方やIf文の仕組みがよくわかりました。文章として読める書き方が多いので、思ったより取り組みやすかったです。」

先生

「そうですね。Excel VBAは文法がシンプルなので、初心者でも理解しやすいのが特徴です。まずは基本文法をしっかりつかむことが大切ですよ。」

生徒

「開発タブの表示やVBEの使い方も覚えられました。モジュールを整理して管理することの大切さも実感できました。」

先生

「モジュール管理を理解すると、複雑な処理を書いても迷わずに編集できます。これからイベント処理やファイル操作にも挑戦してみると、もっと幅が広がりますよ。」

生徒

「はい!今回のサンプルコードを参考に、セルの値で動作が変わる仕組みを作ってみます。これからの学習が楽しみです。」

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